新春三大美術展  川端康成・東山魁夷コレクション展  ―美しい日本 四季の情景―

この展覧会は終了しました 企画展
会期

2012年01月02日(月)から
2012年02月12日(日)まで

観覧料

一般・・・・・・・・1000円
 学生・・・・・・・・ 600円)
 ※高校生以下無料
 ※本展の観覧券で常設展示室もご覧いただけます。
 ※障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方は無料(受付でご提示ください)
 ※新潟日報趣味の会会員証提示で当日一般料金を当日学生料金にご優待いたします。
 ※新潟日報カルチャースクール会員証、三越・伊勢丹のカード、新潟市美術館協力会会員カードの
   ご提示で、ご本人様とお連れ様1名様を当日料金より 100円引でご優待いたします。


展覧会概要

新潟市美術館を会場として2年目となる今年の新春展は、昭和を代表する芸術家、文豪川端康成(かわばた・やすなり、1899-1972)と日本画家東山魁夷(ひがしやま・かいい、1908-1999)の交流と、二人の美術品コレクションに焦点を当て開催します。
 川端は、『伊豆の踊子』や『雪国』などの小説で知られ、1968(昭和43)年には、日本人として初めてのノーベル文学賞を受賞しました。東山は、季節や時間により移ろいゆく自然を描き続け、1969(昭和44)年には文化勲章を受章しました。その静謐で清澄な情景は、今なお多くの人を惹き付けています。
 二人は、美に対しての価値観を語り合う親密な関係にありました。川端は、執筆活動の傍ら美術品の蒐集に力を入れ、同時代の画家の中では東山を高く評価しました。一方、東山も川端コレクションの美の世界に感動を覚え、自分でも古今東西の美術品を蒐集し鑑賞していました。
 本展覧会では、川端・東山のコレクション、ならびに両家が所蔵する東山の絵画作品を一堂にご紹介します。二人が分かち合った美の世界をお楽しみください。

  

主催

 新潟市美術館、新潟日報社

協力

 財団法人川端康成記念会

協賛

 セコム上信越株式会社、株式会社新潟マイホームセンター

  • 監修 川端香男里(財団法人川端康成記念会理事長)
        平山三男(財団法人川端康成記念会評議員)
        東山すみ
  • 企画 水原園博(財団法人川端康成記念会東京事務所代表)

 

関連イベント

学芸員による作品鑑賞会

 1月5日(木)、8日(日)、2月5日(日)、12日(日)
 各日とも午後2時~(約1時間)、要企画展観覧券
 於 企画展示室(当日直接企画展示室にお越し下さい。)

ミュージアムコンサート「二十五絃箏で東山魁夷を“聴く”」

 内容:魁夷に創作の動機を与えたモーツァルトの曲や、
     魁夷と同時代の作曲家・伊福部昭の曲などを
     二十五絃箏(※)でお楽しみいただきます。
     ※1991年に誕生した誰もが共感する根源の音を奏でる楽器です。
 出演: 4plus(よんぷらす)
 開催日時:2012年1月21日(土) 午後2時開演(開場午後1時30分) 約90分を予定
 入場料:1500円
   ※チケットは、1月2日から新潟市美術館受付にて販売。
   ※自由席(100席)
   ※チケットをお買い求めのお客様には、次回企画展「駒井哲郎 1920-1976」チケットをプレゼント