ロゴ・シンボルマーク

　平成24年3月、新潟市美術館は開館27年目にして初めてロゴ、シンボルマークを制定しました。

　美術館のような文化施設にとって、ロゴ、シンボルマークは商品のパッケージのようなもの。美術館は心安らぐ美しいものに出会う場所。そのことを通じて、美的なセンスや豊かな人間性が育まれるところです。であるなら、美術館のすみずみに、そして発信するすべてのものに細やかな神経が行き届いていなければならないと、私たちは考えます。素敵なロゴやマークはそうした美術館の姿勢を象徴するものです。

　全国公募による厳正な選考を経て、服部一成さんデザインのロゴ、シンボルマークが最優秀に決まりました。服部さんの手になるロゴ、シンボルマークは、簡潔、明快、美術館の未来を照らし出してくれるようなデザインです。私たちはそれが美術館の活性化を推進するエンジンとなり、また新潟におけるさまざまな創造的活動＝クリエーションを促すきっかけとなることを確信しています。そして、私たちはこのロゴ、シンボルマークに負けない、オリジナルで質の高いコンテンツを作り出していきたいと熱望しています。どうかご期待ください。