蔵出しコレクション 草間彌生+アメリカに渡ったアーティストたち
- 会期
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2020年02月08日(土)から
2020年04月12日(日)まで
- 休館日
月曜日 ※ただし2月24日(振・月)は開館
- 時間
9:30~17:00(観覧券の販売は閉館30分前まで)
※4月1日(水)以降は、18:00まで開館
- 観覧料
一般500円(400円)、大学生・高校生400円(300円)、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体、リピーター割引料金
※前売券の販売はありません。
展覧会概要
近年、カボチャの野外彫刻や、色鮮やかな連作絵画を発表し、幅広い世代に注目されるアーティスト、草間彌生(くさま・やよい 1929年生まれ)。
新潟市美術館は、国内美術館では最初期の回顧展「草間彌生 はじける宇宙」(1992年)や、近新作による個展「草間彌生 永遠の永遠の永遠」(2012年)により、その作品世界を大規模に紹介してきました。また、繊細な色彩が静かに滲み出してくるような初期パステル画《線香花火》(1952年)や、幅8.4m、高さ3.2mの大作《流星》(1992年)といった貴重な作例の収集も進めてきました。中でも、南魚沼市出身の版画刷り師、木村希八と共に取り組んだエッチング59点は、鉄筆で刻み付けた生々しい線描で自伝的テーマを表現し、他の素材・技法にはない「知られざる草間」を味わえる作品群です。
本展覧会は当館が所蔵する草間作品全85点を、初めて一挙公開し、「クサマ・ワールド」の多岐に渡る魅力をご覧いただきます。
併せて、草間が1958-73年ニューヨークを拠点に創作の幅を広げ国際的な評価を得たことにちなみ、滞在中に親交を深めたジョゼフ・コーネル。草間と同じく、アメリカに渡って転機を迎えた靉嘔(あいおう)、荒川修作(あらかわ・しゅうさく)、篠原有司男(しのはら・うしお)らの表現を収蔵品よりご紹介します。
展示の構成
第1部-1 草間彌生 所蔵品全点公開 計85点
コラージュ 1点
パステル 1点、
立体作品 9点 (うち大型2点)
版画作品 74点 (エッチング59点、リトグラフ15点) を展示します。
第1部-2 草間彌生と交流したアーティスト
草間がニューヨーク滞在期に親しく交流した美術家、ジョゼフ・コーネル(1903~72)と、1984~95年、草間版画(リトグラフ、エッチング)の摺りを担当した木村希八(きむら・きはち 1934~2014)の作品を紹介します。
第2部 アメリカに渡ったアーティストたち
靉嘔(あいおう 1931年生まれ、茨城県出身。1958~2008年ニューヨーク滞在)
荒川修作(あらかわ・しゅうさく 1936~2010、名古屋市出身。1961年~ニューヨークを拠点に活動)
篠原有司男(しのはら・うしお 1932年生まれ、東京都出身。1969年~ニューヨークを拠点に活動)
ほかの作家を紹介します。
関連事業
・美術講座「草間彌生とニューヨーク」
2月15日(土) 14:00~15:30
申込み不要、聴講無料、定員100名(先着順)
・担当学芸員によるギャラリートーク
新型コロナウイルス感染拡大の防止のため中止となりました。
3月1日(日)、3月28日(土) 14:00~
申込み不要、要当日観覧券
・「蔵出しコレクション!の舞台裏ツアー」
新型コロナウイルス感染拡大の防止のため中止となりました。
3月20日(金・祝)
大作《流星》の保管方法や、展示室の「動く壁」、
バックヤードなど、普段非公開の美術館の舞台裏を案内。
午前の回 10:00~12:00
午後の回 14:00~16:00 各回同内容
講師:当館学芸員
対象:高校生以上、各回定員20名
事前申込み制、要当日観覧券
申込み方法: 応募締め切りました
こちらのアドレスから申し込み
https://www.shinsei.elg-front.jp/niigata- City/uketsuke/dform.do?acs=butaiura
または、往復はがきに①~⑥を記入し美術館まで郵送。
①参加者全員の氏名(1通につき2名まで記入可)
②年齢か学年
③代表者の住所
④電話番号
⑤「午前」か「午後」
⑥「舞台裏」
応募締め切り 2020年2月25日(火)18:00必着
(応募多数の場合は抽選)
ご応募・お問合せ
新潟市美術館
〒951-8556
新潟市中央区西大畑町5191-9
℡ 025-223-1622