東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館収蔵 東郷青児展
- 会期
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2019年01月12日(土)から
2019年03月24日(日)まで
- 休館日
月曜日(月曜が祝日の場合開館し、翌日休館)
- 時間
午前9時30分~午後6時
(観覧券の販売は、午後5時30分まで)
- 会場
新潟市美術館 企画展示室
- 観覧料
一般700(550)円、大学生・高校生500(400)円、中学生以下無料
※( )内は前売・団体(20名以上)料金
※前売券の販売は終了しました。
展覧会概要
憂いを帯びた女性像で広く知られる洋画家・東郷青児(1897-1978)。1915年、初個展の出品作が有島生馬の目にとまったことをきっかけに、翌16年の第3回二科展に初出品。未来派の影響を受けた絵画で二科賞受賞を果たし、鮮烈な画壇デビューを飾りました。以後、気鋭の前衛画家として活躍し、21年には渡欧。本場イタリアで未来派の運動に参加したほか、フランスでパブロ・ピカソや藤田嗣治らとも交流しました。28年の帰国後は一転、難解な芸術理論とは距離を取って「大衆に愛される絵画」を理想に掲げるようになります。戦後は二科展を中心に画壇復興に尽力。繊細な色遣いで、透きとおるような肌、しなやかなしぐさ、伏し目がちで夢見るような表情の「青児美人」を描き一世を風靡しました。
本展では、東郷絵画の変遷を辿る約80作品と共に、有島生馬や中川紀元ら東郷旧蔵の関連作家作品。絵画制作と並行して取り組んだ、書籍の装幀や企業パンフレット、洋菓子店の包装紙などの「デザインの仕事」。エッセイや短編小説などの「言葉の仕事」も併せて紹介し、東郷芸術の全体像をご覧いただきます。
本展は、2017年に締結された新潟市と損保ジャパン日本興亜との地域創生に関する包括連携協定に基づき、文化・芸術振興の一環として開催するものです。
関連イベント
①2月16日(土) 「よるの朗読会 東郷青児をよむ」
1930~50年代、東郷は絵画と並行して短編小説を熱心に発表しました。女性達へのまなざしを、虚実とユーモアを織り交ぜて綴った文章を展示室で味わいます。
出演: 島村 仁 氏
(ラジオDJ、FM PORT「BEAT COASTER」ナビゲーター)
2月16日(土) 18時〜(60分程度) ※延長開館での開催です。
会 場:企画展示室
対 象:高校生以上、事前申込み制、定員100名、要当日観覧券
申し込み締め切りました。
申込み方法:2019年1月31日(木)必着
往復はがきで①参加者全員の氏名と年齢、②代表者の電話番号と住所、③「よるの朗読会」をご記入の上、美術館へ申し込みください。はがき1通につき2名まで記入可。応募多数の場合は抽選となります。
②3月10日(日) 講演会「青児美人とその時代」
前衛的表現を目指した美術団体「二科」において、美人画を描き続けた東郷。その制作態度を時代背景とともに読み解きます。
講 師: 中島 啓子 氏
(東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館主任学芸員)
3月10日(日) 14時〜(90分程度)
会 場:講堂
申込不要、聴講無料、定員100名(先着順)
③ 担当学芸員によるギャラリートーク
1月27日(日)、2月10日(日)・24日(日) 各日14時~(約30分)
会場:企画展示室 申込不要、要当日観覧券
④3月16日(土) 美術講座「世間を騒がせた画家たち」
藤田嗣治や東郷青児、岡本太郎らは、広く一般の話題をさらった文化的スターでした。彼らのような存在は今の美術界にはいないかもしれません。戦後美術史・風俗史を彩った画家たちの逸話を通じて、世の中と美術の関わりを考えます。
講師: 藤井素彦(当館学芸員)
3月16日(土) 14時〜(約90分)
会場:講堂
申込不要、聴講無料、定員100名(先着順)
連絡先 |
新潟市美術館 TEL:025-223-1622 FAX:025-228-3051 |
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