発掘された珠玉の名品
少女たち
― 夢と希望・そのはざまで 星野画廊コレクションより

同時開催「あしたもアイドル Negicco のアートワーク」ほか

この展覧会は終了しました 企画展
会期

2023年11月18日(土)から
2024年01月21日(日)まで

休館日

毎週月曜日 *1月8日(月・祝)は開館
年末年始休館:12月25日(月)~1月3日(水)

時間

9時30分~17時00分 *観覧券の販売は16時30分まで

会場

新潟市美術館 企画展示室

観覧料
  • 前売券

一般のみ800円

発売期間:  ~11月17日(金)まで
前売券取扱所:
・新潟市美術館
・新潟市新津美術館
・新潟県立万代島美術館ミュージアムショップ
・インフォメーションセンターえん(メディアシップ1F)
・セブン‐イレブン(セブンチケット)
・ローソン(Lコード:34166)

当日券

一般:1,000円(20名以上の団体:800円)
大学生・高校生:500円(20名以上の団体:400円)
中学生以下無料

・リピーター割:「本展観覧券の半券」のご提示で、本展2回目は、団体料金に割引
・あっちも割:「新潟市新津美術館企画展観覧券」のご提示で、団体料金に割引(1 回かぎり1 年間有効)

・障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方、および一部の介助者は無料(受付でご提示下さい)
・会期中は、本展観覧券で「コレクション展」もご観覧いただけます

*当館駐車場は大変混雑します。なるべく公共交通機関でご来館ください。
「新潟市西堀地下駐車場」の駐車券のご提示で60分無料券をお渡しします。


展覧会概要

忘れられていた超個性派画家たち、岡本神草・甲斐荘楠音・秦テルヲらの再評価を導いてきた京都・星野画廊は、今年創業50周年を迎えました。画家の有名・無名など問わず、画商の心を深く捉えてきた華麗・濃密な優品120点を一挙公開。多くはガラス越しでなく、じかにご覧いただきます。世の変転を乗り越え、いまも私たちを強い眼差しで見つめ返す「少女たち」を通じ、本当の絵を見る楽しみと喜びをご堪能ください。

今回は、高校・大学・専門学校生の観覧料金をワンコイン(500円)に設定しています。若い世代のみなさんにも、お楽しみいただける展覧会です。

『少女たち 星野画廊コレクションより』出品リスト

同時開催、魅惑の4本立て、新潟限定、新潟独自

 

あしたもアイドル Negicco のアートワーク

美術館初、Negicco 展!


Negicco展 ポスター

1)結成20周年! 美術館初! Negicco展
新潟発アイドル・ユニット Negicco は、ご当地アイドルの先駆けとして2003年7月結成。メンバーはNao☆、Megu 、Kaede。3人ともに結婚、出産を経て、2023年7月に結成20周年を迎えました。まるで「アイドル」を再定義するかのような、前人未踏の領域へ。美術館での開催は今回初となるNegicco展は、彼女たちが「あしたもアイドルな理由」を大公開するものです。

2)ファンではない皆さんにも見てほしい! アートとしてのNegicco
まるでジェットコースターのような浮き沈みを乗り越えて、それでも自然体であり続ける Negicco の魅力は、デザイナーやフォトグラファーたちの優れたアートワークにも支えられてきました。本展は10年近くNegiccoのアートディレクターを務める伊藤岳のキュレーションにより、息の長い「作品」としての「Negicco」がどのように作られてきたのか、洗練された展示のなかでご覧いただくものです。

3)超充実の展示コンテンツ
・本展のための撮り下ろし写真
・(約)10年分のジャケットデザインの数々を一挙展示
・トリミングなし・デザインなしの写真素材を、「写真作品」として厳選展示
・デザイナーの現場を伝えるメイキング資料
・(約)10年分のMV(ミュージックビデオ)から切り抜いた映像
・「Negiccoのアートワーク」フォトスポット
・直筆コメントによる解説付きのメンバー3人の大事なもの
・ミュージアムショップでは本展限定Negicco グッズ販売(内容検討中です) *詳細こちらです!
・メンバーによる音声ガイド(スマホ、イヤホンをご持参のかた限定)

・伊藤岳(本展キュレーション)
・雪田容史(EH クリエイターズ、本展進行)

*「Negicco展」のみの観覧料設定はありません。『少女たち』展ほか4本の展覧会とのセット価格のみです。
*「Negicco展」は写真撮影可能ですが、フラッシュや三脚の使用、動画撮影はお断りします。また、会期中(~1月21日)のSNS投稿はご遠慮ください(1月21日以降の投稿は可能です)。ただし、会場の一部に設けたフォトスポットで撮影された写真でしたら、会期中いつでも投稿をお願いします。#Negiccoあしたもアイドル
*「Negicco展」の確定事項は、このWEBサイトでお知らせします。お電話、メールなどでの問い合わせはご遠慮ください。

芸妓(げいぎ)が近代(モダン) 新潟花街(かがい)文化研究

邦楽・茶道・華道・料理・和服などの伝統文化が、互いに深く結びつき、今に伝えられる特別な都市空間。芸妓たちの生きる「花街」は、実は19世紀以降の急速な近代化のなかで、新たに形成されたものでした。古写真・絵葉書・楽器・人形など約100点を通じ、「花街」「芸妓」の歴史を港町新潟のモダニズム動向として紹介します。
*キュレーション:久保有朋〔旧齋藤家別邸学芸員、古町花街の会事務局長、博士(学術)〕

『芸妓が近代 新潟花街文化研究』展示解説・目録

一九一五年・新潟美人総選挙

佐藤哲三郎《盛澤鯉子肖像》1915年、新潟市歴史博物館蔵(部分)

大正4年(1915)春、『新潟新聞』(現・新潟日報)が、新潟美人10人を選ぶ読者投票を呼びかけました。第1位に輝いた盛澤鯉子は、何と100,002票を獲得したと報じられています。新潟市初の映画館・大竹座(だいちくざ)には、洋画家・佐藤哲三郎が描いた10人の肖像画が飾られました。「新潟十美人」の魅力をモダンに描き出したこの連作(新潟市歴史博物館蔵)を、全点紹介します。

『一九一五年・新潟美人総選挙』展示解説・目録

小西潤とジュエリー 〈身体性に介入 / 介在するかたち〉

装身具。とはいえ、実のところジュエリーは、女に・男に・身体に従属してはいない。リング、バングル、チョーカー、鎖であり、輪であり、穴。女は・男は・身体は、ジュエリーという鎖に繋がれ、ジュエリーという穴を充填する。ジュエリーという拘束が、身体にかたちを与える。女が・男が・身体が、ジュエリーという欠落の淵に落ちる。

*当館無料スペースでの展示です。
*タイトルを一部変更しました。

小西潤: 1974年群馬県生まれ。ヒコ・みづのジュエリーカレッジFAA科で伊藤一廣、ミュンヘン国立造形美術大学でオットー・クンツリに師事、マイスター・シューラー取得。国内外で作品を発表。2010-2020年、伊丹ジュエリーカレッジ講師。2016年よりセレクトショップ talklein(福井市)を運営。パブリックコレクション/ドイツ Pinakothek der Moderne, Die Neue Sammlung, オランダ Marzee collection,オーストリア Bollmann collection

『小西潤とジュエリー』作家略歴・展示作品一覧・担当学芸員テキスト


[トークイベント]やさしく教えて少女たち展

TeNYアナウンサーが学芸員と会場をめぐり、展示と作品についてジワジワ語りあいます。
日時: 11月26日〔日〕(1)午後2時~2時半(2)午後3時~3時半
話す人:菅沼楓(新潟市美術館学芸員)十TeNYアナウンサー
会場:企画展示室(要観覧券) *当日はテレビの取材があります。

[美術講座]「美人」と「美人画」の諸関係

人物像だけれど肖像画ではない。現代の観点からは問題もありそうなワード「美人画」について、当館学芸員が時にハードに、時にフワッと、基本的には好き勝手に論じる、3回のシリーズ・レクチャー。
・12月2日〔土〕ヒロインを「美人」に描く方法(講師:菅沼楓)
・1月6日〔土〕描かれた大正モード(講師:荒井直美)
・1月20日〔土〕モガとモ画ー歴史的考察ー(講師:藤井素彦)
*各日とも:午後2時~ 3時半/当館講堂にて/申込不要/聴講無料/定員80名(先着順)

ダウンロード

「少女たち」展 チラシ(2023年8月21日更新)

「少女たち」展 プレスリリース(2023年11月1日更新)

Negicco展 ポスター(2023年10月14日更新)

Negicco展 プレスリリース(2023年11月1日更新)

 

主催:新潟市美術館、TeNYテレビ新潟
共催:新潟日報社
後援:新潟三業協同組合、新潟芸妓置屋組合、柳都振興株式会社、読売新聞社新潟支局
「少女たち」企画協力:星野画廊、青幻舎プロモーション
協力:EHクリエイターズ、古町花街の会、旧齋藤家別邸、新潟市歴史博物館