新潟市美術館ブログ

美術館で図工の授業を! 葛塚小学校の6年生がオープンギャラリーで来館

10月18日(木)、新潟市立葛塚小学校の6年生1~3組の皆さんがオープンギャラリーで来館しました。

今回は図工の授業の一環として「本物を見に行こう」と題し実施しました。オープンギャラリーは通常の団体観覧と異なり、学芸員が作品を解説するのではなく、学校の先生が美術館で授業を行うものです。今回も年度初めから打ち合わせを繰り返し、時間をかけて学校の先生と一緒にプログラムを練り上げました。

 今回は、まず事前に選んだ作品3点について、先生と当館の学芸員2名が分担してギャラリートークを行いました。その後児童がそれぞれ好きな作品を選び、紹介文を書くという内容でした。

 

特に草間彌生の《自己消滅》と篠原有司男の《日本橋》の2点に人気集中していたようです。

「《自己消滅》って平面作品だと思っていた!実際は立体だとわかってびっくり。」

「(篠原有司男の《日本橋》は)よく見ると鬼太郎や子泣き爺がいた!」

 作品についての疑問を、熱心に質問する児童も何名か見られました。

実際の作品をよく見たことにより、教科書での鑑賞とは異なる新しい発見が多くあったようです。