新潟市美術館ブログ

小飯塚眞理子先生による出前美術館 まほう教室にしよう!

講師の小飯塚先生

10月5日に、附属新潟小学校3年1組のみなさんと保護者の方と一緒に、小飯塚眞理子先生による出前美術館を行ってきました。ファイバーワーク造形作家の小飯塚先生は、子どもたちに紙の大切さや面白さ、多彩さについて「組む、たたむ、折る、ローリング」の4つの技法による作品づくりから伝えようとしました。

材料は紙の廃材で、断裁した際に出る細長い帯状の紙を使います。今回は、材料集めに市内の印刷業者や新潟県点字図書館にご協力いただき、たくさんのさまざまな紙が集まりました。

一枚の紙を折ったり、たたんだり、組み合わせることで、作品ができることを学んでから作品づくりが始まりました。最初、小飯塚先生が試作としてつくった作品を見て、みようみまねで同じ作品をつくろうとする子どもたちが多かったのですが、途中から工夫して船をつくったり、花をつくったりするようになりました。また、難度の高い組む作品をつくる親子も多くいらっしゃいました。

できあがった作品は、組み合わせて吊るし、シャンデリアとして教室にかざる予定です。

今年度の年間目標「まほう教室にしよう!」のお手伝いはできたでしょうか。

出来上がった作品