新潟市美術館ブログ

出前美術館スタート。

 橋本先生蝉の鳴き始めた7月14日、今年度初の出前美術館は、新潟大学附属特別支援学校へ。今回は、今年から講師をお願いしている、橋本学先生の登場です。

新潟大学でデザインを教えていらっしゃる橋本先生。実は附属特別支援学校の新しい校章も先生が手掛けられたものです。新潟大学と“兄弟”であることを意識してデザインしたという隠れたエピソードには生徒のみなさんばかりでなく、先生方まで興味津々。

さあ、次はいよいよみなさんの出番! お題は“誰かのための”エコバッグです。

デザインは、使ってくれる人のためのもの。「誰のための」「どんなときに」使うものかを意識するために、事前に、作ってあげたい人についての「取材」をしてきてもらいました。
 材料の説明

「どんなひと?」「どんな場所が好き?」「好きなことは??」―いちごが好き、色は青が好き、温泉に行くのが好き、好きな動物は猫…いろいろリサーチしてきてくれましたね。 

指導する橋本先生

先生の指導にも熱が入ります

 

 最初はとまどっていた人も、絵を描くのが苦手、という人も、橋本先生からアドバイスをもらってからは、用意された生成りのバッグをキャンバスに、カラフルなカッティングシートを並べてどんどんイメージを膨らませていきました。ハサミもアイロンも、上手に使いこなし、夢中になって作っている姿が印象的でした。

制作の様子

 

 

   それぞれの大切な「あの人」のために作った作品、完成した力作をぜひプレゼントしてあげてくださいね。
 贈られた人、そしてそれを見て喜ぶみなさんの笑顔が目に浮かぶようです!
 橋本先生、今日はどうもありがとうございました!! 出前美術館キャラバンはまだまだ続きます!