大形中学校の2年生がオープンギャラリーで来館!
12月6日、ルドン展を題材として、大形中学校2年生の皆さんがオープンギャラリーのため来館しました。
昨年度もオープンギャラリーで訪れた皆さんは、「草間彌生展を見た!」と口々に思い出していました。夏に職場体験で来館した生徒も見られました。
今回は、約40人のクラスを3つの班に分け、先生と学芸員で手分けして先導をしました。
「似ているけれど全く印象の異なる2つの絵を比べてみましょう」
友達の意見を聞ことで、新しい発見につながります。
作品は、一人でじっくり見るのもいいけれど、友達や家族と一緒に見るのも面白いのです。
普段から慣れている先生の班では、笑い声も起こる楽しい雰囲気のギャラリートーク。
「この人たちは何をしているのかな?どういう関係?」
「家族?」「友達?」「仲が良いのかな?」「ひそひそ話をしているみたい…」
この日のギャラリートークは、オープンエンド形式で行いました。ルドンの作品は、想像力を働かせて見ると、どんどん世界が広がっていくところも魅力です。決まった正解のない対話形式の鑑賞にぴったりといえます。
版画作品も鑑賞しました。ちょっと小さいので近づいて見ています。
毎日通っている教室ではなく、美術館での授業はいかがでしたでしょうか。
学校へ帰った後、生徒たちから「ゲームのお試し版みたいだった。」という声があったそうです。短い時間で全ての作品を見ることはできませんでしたが、美術の面白さの‘エッセンス’を感じ取っていただけたのではないでしょうか。
見たりなかった!という人はぜひまた、お休みの日に美術館へ足を運んでくださいね。