新潟市美術館ブログ

和やかな雰囲気の中で 実技講座第2回目

講師の鈴木晃先生

本日は、実技講座「銅板画(メゾチント)で年賀状を作ろう!」の2回目でした。3回連続講座の2回目ということもあり、みなさん仲良くなり、お互いの作品を見比べたり、彫りの確認をしあうなど、愉しくお話されながら、終始和やかな雰囲気でした。
 今日は、特に午後から「目立て」という根気のいる作業がありました。「目立て」は銅板に図柄を彫る前に行う下準備ですが、真っ黒な版板にするための大事な作業です。
 みなさん、黙々と1番から3番のルーレットを使い分けて、銅板に、縦の線、横の線、右斜めの線左斜めの線を引いていきました。定規で線を引いていく方もいました。
 2時間半近く、根気よく作業された参加者の中には、まっくろな版ができあがった方もいました。
 来週はいよいよ、本刷りです。どんな作品ができあがるのか楽しみです!

目立ての作業中です。