令和6・7年度 大規模改修工事の概要

1 工事概要
新潟市美術館は1985年10月開館、2025年に40周年を迎えます。
設計は近代建築の巨匠・前川國男で、前川最晩年の作品です。
この間、1994年には常設展示室を増築、20年目の2005年には企画展示室の照明の全面更新などを行い、30年目の2015年には時代の変化に対応する改修や一部老朽化対策を行いました。
そして2024年10月からは、展示保存環境維持に不可欠な空調設備の更新をはじめ、外壁タイルの補修やエレベーターの更新、照明のLED化など、施設の長寿命化や安全基準への対応のための大規模改修工事を行います。

2 工事内容
○空調設備の更新
 冷温水発生器、冷却塔、ポンプ類更新、収蔵庫用個別空調機更新、中央監視盤、センサー等更新 など
○施設長寿命化・安全基準への対応
 外壁打ち込みタイル補修、屋上防水材の再塗布、シャッター更新、乗用及び荷物用エレベーターの更新 など
○作品展示環境の更新
 企画展示室、収蔵庫等の照明器具のLED化、展示室可動パネルのメンテナンス
○非常用設備・各種設備メンテナンス
 自動火災報知設備更新、非常放送アンプ・スピーカー更新、ハロン消火設備配管更新、ガス遮断弁操作盤更新、高圧気中開閉器更新 など

3 工事に伴う全館休館期間
令和6(2024)年10月~令和7(2025)年8月(予定)
※作品の貸出及び市民ギャラリー等施設貸出の再開については、詳細が決定次第、ホームページにてお知らせいたします。