オープンギャラリーで中野小屋中学校の皆さんが来館!
2014.07.19
7月16日に、中野小屋中学校2・3年生の皆さんがオープンギャラリーで来館しました。
まず、講堂に集まって美術館についてのガイダンス。美術館の役割について簡単に説明を受け、作品を鑑賞するときの3つのルールを確認しました。
学芸員からの「美術館ってどういう場所?」という質問には「静かにしなくちゃいけない。堅い感じがするところ」という反応が。
この日が初めての美術館体験という生徒さんは半数ほどで、心なしか皆さん緊張しているようです。
いざ展示室に移動すると、緊張は飛んでいったのでしょうか。熱心に作品を鑑賞する姿がありました。作品を見ながら、学芸員の問いかけに答えるだけでなく、作品に関する疑問や発見を自らすすんで言葉にしていきます。
コレクション展Ⅱ「初心の絵画」では、作品の中に描かれている不思議さ・不自然さについて考えたことを発表してくれました。
金子孝信展では、作品だけでなく日記や写真などの資料も熱心に鑑賞。
「金子さんは、作品のなかでこういうことを描きたかったのかな」
学芸員とともにゆっくりと作品を見ながら、生徒の皆さんから色んな言葉が出てきました。
オープンギャラリーでの対話を通して、作品に関する考えを共有したり、作家の気持ちを想像する鑑賞体験ができたのではないでしょうか。
中野小屋中学校の皆さん、ありがとうございました!
またのご来館をお待ちしています。