新潟市美術館ブログ

本江邦夫氏による講演会「オディロン・ルドンと象徴主義」

11月24日、ルドン研究者であり、多摩美術大学教授でもある本江邦夫氏をお迎えしての講演会を開催いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトルは「オディロン・ルドンと象徴主義」。

ルドンは「象徴主義の画家」として、よく紹介されます。

しかし、「そもそも象徴主義ってなに?」「他の象徴主義の画家との関係は?」という疑問を持つ人も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

 今回の講演は、そうした疑問について、平易な言葉で解決のヒントをご提示いただくような内容でした。またゴーギャンやゴッホ、セザンヌといった19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した同時代の画家たちとの関係についても、掘り下げてお話しいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

講演会の中では、当館所蔵のルドンのパステル2点についても触れられていました。

「《丸い光の中の子供》は、ルドン作品の中でも良いもの」、と静かに、そして熱く語っていらっしゃいました。「新潟市美術館は地域の皆様の美術館。誇りを持って大切にしてほしい。」という言葉は、特に印象的でした。

 今回のルドン展は、新潟市美術館で所蔵しているルドン作品のご縁で実現したものです。

普段見慣れているようにも思われる作品も、同じ作家の別の作品と並べることで、また異なる良さを感じることができます。当館のルドン作品を「何度も見たことがある」という方も、今回の展覧会では、新鮮な気持ちでご覧いただけるのではないでしょうか。本江氏のお話をきき、改めて当館の所蔵品の良さに気付かされたように思います。

 ルドン展は12月23日(祝)までの開催です。ただいまショップでは、本江さんのご著書も好評発売中!新潟市美術館へ、どうぞお越しください。