新潟市美術館ブログ

ルドン展 お客様の声

ルドン展がオープンして約20日間が過ぎました。来場された皆様から、様々なご感想をいただいております。お帰りの際に受付でお声がけいただくことも多いようです。今回はその中の一部をご紹します。

 

 

「目や黒が強調される作品ができるまでに、どのような出会いがあり、どのような影響があったのか、作品の変化が良くわかる展示でした。ルドンの最期の作品を前にして、音声ガイダンスを聞いた時は、胸がしめつけられるようでした。」(40代 女性)

 

「学生のころからルドンが好きなので、今回新潟でルドン展が開催されたことが嬉しくてたまりません。実際に作品を目にするのは初めてで、加えてこれまでルドン特有の怪物たちや神秘的なものしか知らなかった私にとって、前期の作品たちはとても新鮮に感じられました。」(20代 女性)

 

「チラシやポスターで着色された明るい絵(アポロンの戦車)を見て、このような絵も描くのかと興味がわきました。実際の展示では、第1部から第2部に移動するときの照明が素晴らしかったです。第1部では…中略…ルドンらしさはどこだろうと思いました。ですが照明の変化でいきなり自分の知っているルドンの黒がとびこんできたので、ここから始まるのかとゾクゾクしました。色鮮やかな3部もよいですが、やはり2部がお気に入りです。」(20代 女性)

 

「何年か前、岐阜県美術館のルドン展を鑑賞しました。今回、その時の数点を再度見ることができ、嬉しく思っています。ルドンの画風が変化するにつれて、その時々の主張がわかり、よかったです。「丸い光の中の子供や」や花等の希望に満ちた作品が、私には好きな作品です。」(60代 女性)

 

「海外所蔵の作品も含め、まとまったルドン作品を見られるよい機会だった。ルドンの画風の変遷をたどることができ、興味深かった。好き嫌いが分かれる画家だと思うが、貴重な作品をまとめて見られるチャンスなので、もっと多くの方に見てほしいと思う。」(60代 女性)

 

来場される皆様は、一つ一つの作品をじっくりとご覧になられています。会期は12月23日(月・祝)まで、ぜひお見逃しのないように。皆様のお越しをお待ちしております!