新潟市美術館ブログ

会場が白熱した2時間!山口晃氏によるトークショー!

本日は、「山口晃展—またまた澱エンナーレ 老若男女ご覧あれー」の関連イベントとして、

「山口晃氏によるトークショー」が行われました。

定員80名のところ、およそ3倍の250名の方から、ご応募いただき、席数も100席に増やしての会となりました。2時間近くに及ぶ熱いトークが繰り広げられました。

 

 

 

新潟のみなさんには、新聞連載『親鸞』の挿絵画家としてもおなじみの山口晃さん。

内容は、ホワイトボードに、図解しながら、

展示中の裏話に始まり、江戸時代の能についてや相撲の動きをときには実演を交えつつ、大和絵にみる着物の線描表現とセザンヌのりんごの立体表現の比較など、画家ならではの視点から、トークを展開されていました。

 

最近、小林秀雄賞を受賞された著書『ヘンな日本美術史』も、まさに画家としてのまなざしから、さまざまな作品を読み解いています。

 

この著書では、本展でも展示している《頼朝像図版写し》を描くに至った経緯についてもふれられています。

展覧会会期中は、山口晃さんの著書を館内ミュージアムショップ「ルルル」で販売しています(売り切れの際はご容赦ください)。

 

会期も残り3週間となりました!

ぜひ、著書『ヘンな日本美術史』と併せて、会場へ足をお運びください!!

 

山口晃展についてはコチラ