新潟市美術館ブログ

山の下小学校のみなさんがオープンギャラリーで来館!

9月10日、山の下小学校5年生の皆さんがオープンギャラリーで来館しました。

 テーマは「アート・レポーターになって」。

作品を鑑賞して気付いたことや感じたことを書き出したり、気に入った作品やワークシートに載っている作品を人に伝えたりする、という内容です。 

「美術館は初めて」という子どもたちも多い中、事前学習もしっかり行い、いざ展示室へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、先生が山口晃作品について簡単にご紹介。

「細かい部分まで見るといろんな発見があります。駄じゃれもあるからよく観察して見て。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当だ」「馬バイク発見!」

「馬は何頭いるか・・・?簡単、6頭。と思ったらあれ?もしかして0頭?」

だんだん観察が鋭くなっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

あちらにもこちらにも、気になる絵がいっぱい。目移りしてしまいます。

 

「澱(オリ)エンナーレ」のコーナーも興味しんしんでした。

 

 

 

 

 

 

 

「この作品、どういう意味?」「意味がわからない。」

「片目をつぶってみると・・・あ!わかった。」

「でも不思議。なんでこう見えるんだろう。」

 

「わからない」と素直に疑問に思い、納得するまで作品に向き合う姿が多く見られました。

「わかったふり」をするよりも、何倍も大切なことです。

小学校高学年の皆さんには、山口晃作品はどのように感じられたのでしょうか。

 

 

いつもは友達と一緒でも、好きな作品、気になる作品は人それぞれに違います。

どう感じたのかを互いに紹介しあえると、作品観賞はもっと楽しくなりますね。

 

オープンギャラリーでの発見や驚き、感想をぜひお友達や家族にお話ししてほしいと思います。また、「時間が足りなかった!」という方はもう一度(いや、何度でも)美術館に足を運んでくださいね。