駒井哲郎 1920-1976 〜 銅版画で刻む 夢と現実 〜

この展覧会は終了しました 企画展
会期

2012年02月18日(土)から
2012年04月15日(日)まで

休館日

月曜日(ただし、3月19日は開館)、3月21日(水)、3月22日(木)

時間

午前9時30分~午後6時

  • ただし、観覧券の発売は午後5時30分まで
会場

企画展示室

観覧料

一般:700円(560円)
学生:500円(400円)

第Ⅰ部・第Ⅱ部をおトクに楽しむ共通セット券!期間限定発売

【第Ⅰ部・第Ⅱ部共通セット券 一般1000円 大高生700円】

  • 中学生以下は無料。
  • ( )内は団体料金。団体は20名以上。
  • 障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方は無料(受付でご提示ください)
  • 会期中は、本展の観覧券で、コレクション展もご観覧いただけます。

展覧会概要

駒井哲郎(1920-1976)は戦後日本の現代美術において、銅版画の先駆者として知られています。浮世絵など木版画の歴史が長い日本において、駒井は銅版画の発展に寄与しました。
本展覧会では、駒井を敬愛する、資生堂名誉会長の福原義春氏が1960年から蒐集した約500点という一級のコレクションを全作品総入れ替えの2部構成で紹介します。第1部「若き日のエッチャーの夢 1935-1960」は、旧制中学時代に習い始めた、初期のエッチング作品から、国際的に評価を得た50年代までの作品。第2部「夢をいざなう版の迷宮 1961-1976」では、新しい表現を模索した60年代の作品から、70年代のカラー作品、病に冒された心情を痛切に表現した晩年までの作品。そして、装丁や挿絵などのブックワーク作品をご覧いただけます。
銅版画家としての生涯を通じて、「すべてが私にとっては夢でもあり現実でもある」との想いで表現し続けた、駒井の豊かな創造世界をどうぞご堪能ください。

展示構成

【第Ⅰ部】若き日のエッチャーの夢 1935-1960
[第1章]銅版画への道 1935-1948頃
[第2章]夢の開花 1948-1953
[第3章]夢の瓦解そして再生 1954-1958
[第4章]充実する制作:詩画集『からんどりえ』まで 1959-1960

【第Ⅱ部】夢をいざなう版の迷宮 1961-1976
[第5章]新たな表現を求めて 1961-1966
[第6章]充実の刻 1967-1970
[第7章]未だ見果てぬ夢、色彩の開花 1971-1973
[第8章]白と黒の心象風景と乱舞する色彩 1974-1976

前売券の販売所

新潟市美術館

主催

新潟市美術館

共催

新潟日報社

協賛

資生堂

後援

NHK新潟放送局、BSN新潟放送、NST、TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、NCV新潟センター、エフエムラジオ新潟、FM PORT 79.0、FM KENTO、ラジオチャット・エフエム新津、エフエム角田山ぽかぽかラジオ


講演会 「駒井哲郎作品との出会い ~その尽きせぬ魅力~」

講 師:福原義春氏(株式会社資生堂 名誉会長)
聞き手:塩田純一(新潟市美術館館長)
日 時:3月18日(日)
会 場:講堂(定員80名)
参加費:無料(要事前申し込み)

  • 往復はがきに氏名、住所、電話番号、「駒井展講演会参加希望」と記入し、美術館まで。応募多数の場合は、抽選となります。

ギャラリートーク

日時:第1部 2月19日(日)・26日(日)、3月4日(日)

    第2部 3月25日(日)、4月1日(日)・15日(日)

  • 各日午後2時~(約1時間)
  • 当館の担当学芸員が作品を解説します。
  • 直接、企画展示室前にお越しください。(要企画展観覧券)

親子で楽しむギャラリーツアー

日時:3月11日(日)、4月8日(日)

  • 各日午後2時~(約30分)
  • 当館の担当学芸員と対話をしながら作品を見ていきます。
  • 直接、企画展示室前にお越しください。(要企画展観覧券)
  • 大人、お子様のみの参加も可能です。
連絡先 新潟市美術館
TEL:025-223-1622