コレクション展Ⅲ 悪い絵?
- 会期
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2016年01月22日(金)から
2016年04月03日(日)まで
- 休館日
月曜日、2月2日(火)~2月12日(金)、3月22日(火)
*ただし3月21日(月)は開館
- 時間
午前9時30分〜午後6時
*観覧券の販売は閉館の30分前まで
- 会場
新潟市美術館 常設展示室
- 観覧料
一般200円(160円)、大学生・高校生150円(110円)、中学生・小学生100円(70円)
*( )内は団体(20名以上)料金
*土・日・祝日は中学生・小学生無料
*2月13日(土)から4月3日(日)まで、アナタにツナガル展の観覧券でもご覧いただけます。
中学生・小学生は、企画展と合わせて観覧無料です。
*団体観覧で解説をご希望の場合は、事前にご連絡ください。
展覧会概要
「悪い絵」とはどんな絵でしょうか?「良い絵」の反対?では、「良い絵」とは?そもそも絵の良し悪しを決める判断基準はどこにあるの?こうした疑問を、誰しも一度は感じたことがあるのではないでしょうか。かつて、時の政権によって「悪い絵」と呼ばれたクレーやエルンストの作品が、戦後に高く評価されるようになったことは興味深い事実です。これは作品の外的な価値が、国家や時流によって大きく変化することを示す端的な例といえるでしょう。また、一見して「子どもの描いた落書きみたい」に見える作品もあります。しかし注意深く見ていくと、そこには見る者に強烈な印象を与える生きたメッセージを読み取ることが出来ます。写真のようにそっくりに描いたもの、有名な賞をとったもの、値段の高いものこそが「良い絵」で、その反対が「悪い絵」だと決めつける前に、自分にとっての「良い絵」を探すことが大切なのではないでしょうか。
一方、「悪」と云う言葉を辞書で引くと、この言葉には様々な意味が込められていることが分かります。「宿命の女(ファム・ファタル)」のように私達を誘う妖艶な悪女。普通の人とは違った個性を主張する不良(ワル)への興味。いけないと分かっていてもちょっぴり憧れてしまう、ダークな世界もあります。そう、「悪」には、決して「悪い」意味だけが込められているわけではないのです。
本展では、「キレイ」で「心が和む」だけではない美術の不思議な魅力を、「悪」というキーワードに沿って探求します。
(1)コレクション展ギャラリートーク(当館学芸員による解説)
1月23日(土)、2月27日(土)、3月26日(土)
*いずれも午後2時から(直接常設展示室にお越しください)
*いずれも当日の観覧券が必要となります。
(2)ふれあい美術館ガイド(美術館協力会ボランティアによるご案内と解説)
2月21日(日)、3月20日(日)
*いずれも午前11時から(直接エントランスホールにお越しください)
*いずれも当日の観覧券が必要となります。
連絡先 |
新潟市美術館 T:025-223-1622 F:025-228-3051 |
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