コレクション展Ⅰ Hi, stories! ハイ,ストーリーズ!  新潟市美術館30年のものがたり

この展覧会は終了しました コレクション展
会期

2015年07月19日(日)から
2015年10月09日(金)まで

*8月10日(月)〜16日(日)は夜間開館(午後8時まで)

休館日

月曜日、7月21日(火)、9月24日(木)

*7月20日、8月10・17日、9月21日は開館

時間

午前9時30分〜午後6時

*8月10日(月)〜16日(日)は午後8時まで開館

*観覧券の販売は閉館の30分前まで

会場

新潟市美術館 常設展示室

〒951−8651 新潟市中央区西大畑町5191-9

観覧料

一般200円(160円)、大学生・高校生150円(110円)、

中学生・小学生100円(70円)             ( )内は団体(20名以上)料金

*土・日・祝日は中学生・小学生無料

*9月23日(水)まで、ラファエル前派展の観覧券でもご覧いただけます。

中学生・小学生は、企画展と合わせて観覧無料です。

*団体観覧で解説をご希望の場合は、事前にご連絡ください。


展覧会概要

ハイ、ストーリーズ!は、「ものがたり」という切り口で、新潟市美術館の収蔵品や歴史を読み解くコレクション展です。

4,200点を超える当館の所蔵品からは、同時開催「リヴァプール美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展」にあわせ、「物語」の視点から絵画や版画作品をセレクト。描かれた世界をのぞき込んでみて下さい。そのほか、収集に至るまでのエピソードとともに紹介する作品も。コレクションの来歴にもご注目下さい。

また、当館の歩みを紡いだ人物のうちの二人、建築家・前川國男(1905-1986)とグラフィックデザイナー・服部一成(1964-)の仕事を取り上げます。20世紀の日本建築史に大きな足跡を遺した前川は新潟市生まれ。80歳の最晩年に竣工した作品が当館です。新潟の地との結びつきや当館設計に関わる資料を展示します。服部は、これまで多くの美術館や展覧会に関わる作品を制作。2012年には当館のロゴ・シンボルマークを、2015年には館内のサイン表示を手がけました。約30年の時を隔て、交差し響き合う二人の感性に触れる機会となるでしょう。

「hi」と「story」は、つなげて読めばhistory=歴史。美術館をかたちづくるのは、モノや人が奏でる幾つものものがたり=stories。来館者や職員、作家、作品などの数だけストーリーがあり、その複数性に対しては、いつもいつまでも「Hi!」とオープンでいたい。洒落まじりながらそのような思いを込めた本展を通じ、今年開館30周年を迎える当館の「これまで」を読みひらき、「これから」を楽しみにしていただけたら幸いです。

協力:

株式会社前川建築設計事務所、服部一成、今井智己、株式会社天童木工


(1)トークイベント「美術館でデザインを考える」

当館のロゴ・シンボルマークと館内サインをデザインした服部一成氏。アート・建築・デザインをつなぐプロデューサーとしても活躍するANDO GALLERY安東孝一氏。お二人をお迎えし、今回のサインデザインをはじめ、デザインと建築、美術館の関係についてお話いただきます。

服部一成氏(グラフィックデザイナー)

安東孝一氏(ANDO GALLERY、プロデューサー)

日  時      9月13日(日) 午後2時〜(90分程度)

会  場      美術館2階 講堂

*先着90名、入場無料(午後1時より整理券を配付、午後1時30分開場)

 

(2)ギャラリートーク

当館学芸員が展示作品を解説します。

7月25日(土)、8月22日(土)、9月26日(土)

*いずれも午後2時から(直接常設展示室へ) *要当日観覧券

 

(3)ふれあい美術館ガイド

美術館協力会ボランティアによるご案内と作品解説です。

9月20日(日)

*午前11時から(集合場所 エントランスホール) *要当日観覧券

連絡先 新潟市美術館
T:025-223-1622 F:025-228-3051