コレクション展Ⅰ 気まぐれ拾遺 ―もうひとつの洲之内徹展
- 会期
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2014年04月12日(土)から
2014年06月29日(日)まで
- 休館日
月曜日、5月7日(水)、6月17日(火)~20日(金)
*ただし4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館
- 時間
午前9時30分〜午後6時(観覧券の販売は午後5時30分まで)
- 会場
新潟市美術館 常設展展示室
- 観覧料
一般200円(160円)、大学生・高校生150円(110円)、中学生・小学生100円(70円)
()内は団体(20名以上)料金
*土・日・祝日は中学生・小学生無料
*当館主催の企画展開催中は、その観覧券でコレクション展もご覧になれます。
また、中学生・小学生は企画展と合わせて無料となります。
*団体観覧で解説をご希望の場合は、事前にご連絡ください。
展覧会概要
2014年春季のコレクション展は、同時開催の「洲之内徹の現代画廊」展に関連した企画です。小説家であり美術評論家でもあった洲之内は、銀座で「現代画廊」を経営するかたわら、雑誌『芸術新潮』にエッセイを連載し、自らの審美眼に適う作家や作品を紹介し続けました。「きまぐれ美術館」と題されたこのエッセイには、新潟にゆかりの作家や当館所蔵品の作家たちがたびたび登場しています。また自身の画廊でも、こうした作家たちを紹介する個展を数多く開きました。本展では、企画展示で紹介しきれなかった画家や作品をその接点とともにご紹介します。
新潟の農村風景を描き、「北越に埋もれた鬼才」として発掘された佐藤哲三。1980年代、毎年画廊で個展が開かれた峰村リツ子。木版画の柔らかい感性が注目された新発田出身の林美紀子。素描によって洲之内を魅了した砂井正七。洲之内に絵の見方を教えた原精一。彼らについて洲之内が記した闊達な文章とあわせてご覧ください。
洲之内は画商でありながら、所有欲の旺盛な収集家でもありました。彼が愛した作品には、ただ一人の部屋でじっくりと眺めたくなるような、親密さや濃密さがあります。そんな「個室的小品」を当館所蔵品より選び、洲之内へのオマージュとし、「気まぐれ拾遺」の序章とします。
2013年度の新収蔵品、修復作品のご紹介とあわせて、ごゆっくりとお楽しみください。
*会期中、一部展示替えを行います。前期展示は4月12日(土)から6月8日(日)まで。後期展示は6月10日(火)から6月29日(日)までとなります。
関連イベント
*いずれも当日の観覧券が必要となります。
◆コレクション展ギャラリートーク(当館学芸員による解説)
4月26日(土)、5月24日(土)、6月21日(土)
*いずれも14:00から(直接常設展示室にお越しください)
◆ふれあい美術館ガイド(美術館協力会ボランティアによるご案内と解説)
4月20日(日)、5月18日(日)、6月15日(日)
*いずれも11:00から(直接エントランスホールにお越しください)
◆ミュージアム・コンサート(新潟クラシックストリートとの共同開催)
5月3日(土)
①12:00~12:30、②13:30~14:00、③15:00~15:30、④16:30~17:00