コレクション展Ⅲ こころのかたち


- 会期
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2013年09月28日(土)から
2013年12月23日(月)まで
- 休館日
月曜日(ただし、10月14日、11月4日・11日・18日、12月2日・9日・23日は開館)、10月15日(火)、10月29日(火)~11月1日(金)
- 時間
午前9時30分〜午後6時 (観覧券の販売は午後5時30分まで)
- 会場
新潟市美術館 常設展示室
- 観覧料
一般200円(160円)、大学生・高校生150円(110円)、中学生・小学生100円(70円)
()内は団体(20名以上)料金
*土・日・祝日は中学生・小学生無料
*当館主催の企画展開催中は、その観覧券でコレクション展もご覧になれます。
また、中学生・小学生は企画展と合わせて無料となります。
*団体観覧で解説をご希望の場合は、事前にご連絡ください。
展覧会概要
「あなたのこころは、どんなかたちをしていますか」
そんな質問に最も徹底して向き合っているのが、画家や彫刻家たちかもしれません。
夢や物語からふくらませた空想や幻想、ふと思い浮かんだ儚いイメージ、記憶の中に焼きついた情景,考えまいとしても頭から離れない妄想、言葉にできない曖昧な感情など・・・それら「こころ」の中に潜んでいるものに「かたち」が与えられ,絵画や立体作品になるとき、現実の風景や人物、事物を本物らしく再現する以上に魅惑的な世界が広がります。
コレクション展Ⅲでは、夢や無意識の世界を探求したマックス・エルンストやロベルト・マッタ,そして彼らに影響を受けた富樫寅平ら日本の作家たちの作品。無邪気な空想をそのままかたちにしたようなジョセフ・コーネル,笠井千鶴の立体オブジェ。自らの内面の奥底を深く掘り下げた草間彌生,賀川孝の絵画。みる人を静かな瞑想へと誘うカリエールや木下晋,マイヨールの人物表現などを通じて,美術における「こころのかたち」をご覧いただきます。
また,企画展示室で開催する,幻想の世界を描き続けた象徴主義の巨匠オディロン・ルドンを紹介する特別展に合わせて,ルドンと直接親交のあったポール・ゴーギャンやピエール・ボナール,ルドン作品から強い影響を受けた安宅安五郎や柄澤齊などの作品を特集展示します。
【関連事業】
1:ギャラリートーク(当館学芸員による解説)
9月28日(土),10月27日(日),11月23日(土)
各日午後2時~(1時間程度)
当日の観覧券が必要です。直接常設展示室へお越しください。
2:ふれあい美術館ガイド(美術館協力会ボランティアによるご案内と解説)
10月20日(日),11月17日(日),12月15日(日)
各日午前11時~(1時間程度)
当日観覧券が必要です。直接エントランスホールにお越しください。
3:美術講座(美術に関するさまざまなテーマについて当館学芸員がお話しします)
11月16日(土) 第4回 「ルドン絵画に見るギリシア神話」
担当:山岸 亜友美
12月21日(土) 第5回 「語りだす絵画―19世紀の版画芸術」
担当:荒井 直美
各日午後2時~(1時間程度)
会場:当館2階講堂
事前申し込み不要。聴講無料。定員100名