新潟市美術館ブログ

あの絵に会いに行く ギャラリートークを行いました

毎月第四土曜日に行っているコレクション展のギャラリートーク。
今日は「あの絵に会いに行く」、担当学芸員髙橋が担当しました。

ギャラリートークの様子

今回は、当館の誇る名品がずらりとそろっておりますが、19世紀から20世紀の 美術の動向もここから読み取ることができます。

象徴主義って…?シュルレアリスムって…?キュビスムって…?

わかりやすい解説にひきこまれていく様子のお客さま。

 

 

丸山直文の絵に見入るお客さま収蔵の丸山直文《丘に蝶》の絵の前では、みなさん食い入るように画面に注目!

「絵具の滲み具合は、実はコントロールされているんです」

「ほら、このドローイングをよく見ていただくと…」

それぞれドローイングとタブローを交互に見比べては「なるほど~!」丸山直文ドローイングの解説風景

 

 

 

 

 

 

石川直樹の風景写真の前で

 

こちらは石川直樹《潟と里山》。同じく新たにコレクションに加わった作品です。

「今話題の現美新幹線にも登場しているんですよ」

 

 

ほかにもアラーキーこと荒木経惟《去年の戦後》の作品などをご紹介。ヒロシマ、ナガサキ、そして終戦の日、と、戦争を思う夏にかけてぜひ見ておきたい作品です。

展覧会をご覧になったあとは、ぜひLounge Nのきままプログラム「あの絵に会いに」で、作品へのメッセージを寄せてくださいね。

次回は8月27日(土)の開催です。どうぞお楽しみに!!