
あの絵に会いに行く ギャラリートークを行いました
2016.07.23
毎月第四土曜日に行っているコレクション展のギャラリートーク。
今日は「あの絵に会いに行く」、担当学芸員髙橋が担当しました。
今回は、当館の誇る名品がずらりとそろっておりますが、19世紀から20世紀の 美術の動向もここから読み取ることができます。
象徴主義って…?シュルレアリスムって…?キュビスムって…?
わかりやすい解説にひきこまれていく様子のお客さま。
新収蔵の丸山直文《丘に蝶》の絵の前では、みなさん食い入るように画面に注目!
「絵具の滲み具合は、実はコントロールされているんです」
「ほら、このドローイングをよく見ていただくと…」
それぞれドローイングとタブローを交互に見比べては「なるほど~!」
こちらは石川直樹《潟と里山》。同じく新たにコレクションに加わった作品です。
「今話題の現美新幹線にも登場しているんですよ」
ほかにもアラーキーこと荒木経惟《去年の戦後》の作品などをご紹介。ヒロシマ、ナガサキ、そして終戦の日、と、戦争を思う夏にかけてぜひ見ておきたい作品です。
展覧会をご覧になったあとは、ぜひLounge Nのきままプログラム「あの絵に会いに」で、作品へのメッセージを寄せてくださいね。
次回は8月27日(土)の開催です。どうぞお楽しみに!!