講演会「新潟開港とイギリス」を開催!
2015.07.29
7月26日(日)、ラファエル前派展の関連事業として、新潟県立歴史博物館副館長の青柳正俊さんを講師にお招きし、「新潟開港とイギリス」と題し講演会を開催しました。リニューアル・オープン後、新装成った講堂設備を使った最初の講演会です。
安政の五カ国条約で五港の一つに指定された新潟が開港したのは1869年。入港外国船の第一号はイギリス商船。新潟市美術館からほど近い西堀の勝楽寺境内には、イギリス領事館も設置され、イギリス人(外交官、宣教師、英語教師)が続々と新潟を訪れるなど、明治初期の新潟と最もゆかりの深い外国はイギリスだった――という内容を、新発見の資料も交えながら、わかりやすくお話いただきました。
ラファエル前派の画家たちが活躍していた19世紀後半。まさに同じ時代の新潟とイギリスとの時空がつながったように感じられた充実の90分間でした。